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2016年2月27日

Outlook 2016でメールの暗号化

outlook logo

かゆいところに手が届かないOutlookですが、相変わらずの偏屈ぶりには手を焼いてしまいます。

Outlook 2016でメールの暗号化をするには

OS Xを使い慣れていると、Outlookの気の利かなさがいらいらすることに多々遭遇して・・・ますます白髪が増えるじゃねーかい!

メールを暗号化して送るといっても方法はいくつもあるのですけど、S/MIMEで送れるように設定する方法です。

ちなみにOS XのMailは、何もしなくても勝手にやってくれます。

Outlookでデジタル署名付き、暗号化されたメールを受信すると・・・こんな感じに表示されます。

Outlookで証明書と暗号化メール

電子メール証明書は、無料で発行してくれるところがありますのでそこを利用して発行してもらえばデジタル署名+暗号化メールがつかえるのですけど・・・

実はWindowsのお作法が結構うるさいというかメンドクサイです。

暗号化メールを送るためには、まずは証明書の登録が必要なんです

連絡帳に

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証明書というマークがありますでしょ!

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これを押して、証明書を登録してあげないと暗号化メールを送ることができないんです。

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でもね、暗号化されたメールは証明書を登録しておけば受信は出来るんです。

受信したメールの証明書マーク(リボンみたいなアイコン)をクリックして、詳細→署名者:→詳細の表示(V)→証明書の表示(V)…→詳細タブ→ファイルにコピーでようやくファイルにできるんです。

ここまでメンドクサイってことは使ってほしくない機能なんだろうな。

それを連絡帳に登録してようやく暗号化メールが送れるようになるんです。

近頃、不正アクセスだとかフィッシングだとかいろいろありますから、基本的には暗号化するように設定しておきましょ。

こちらもメンドクサイんですが、ファイル→オプション→セキュリティーセンター→セキュリティセンターの設定→電子メールのセキュリティで全部チェック入れておけばデジタル署名と暗号化するよう設定できます。

Outlook 2016 セキュリティセンター

iPhoneも併せて利用していると・・・暗号化されたメールを受信すると「プロファイルをインストールして・・・」となりますから、別途証明書を設定する必要があってメンドクサイ・メンドクサイ状態ですけどね。